・リサイクル （2001.03.14） 週刊誌や新聞の片隅には、お決まりのように詰将棋が載っています。玉石混淆、毎年数千（？）の詰将棋が使い捨てにされています。中には、ちょっと手を加えただけで、傑作に成り得る素材も散見します。もったいないと思いませんか？詰将棋は有限です。資源の無駄使いをしていますよね。 で、提案です。週刊誌、新聞などの詰将棋は、なにもすべて新作である必要はないと思います。「頭の体操的詰将棋」を数百題、各誌紙ごとにストックしておき、それを使いまわせばよいのです。例えば「詰将棋秀局回顧録」と題して、旧作であることをちゃんと表記しておきます。作者への稿料は、掲載されるごとに１局いくらと決めておきます。過去の作品集の中から、一局ずつ順番に紹介していく方法も考えられます。いずれにしても強力なエージェントが必要でしょうが。 なお、職業作家の新作にも、ニーズがあると思います。企業・団体にスポンサーになってもらい、ロゴや商品名（例：橋本孝治さん作「JAVA」）を曲詰で表現してあげるのです。ニッチなマーケットを対象にした宣伝ツールになるでしょう。社長や宣伝部長が将棋好きの会社が狙い目です。これなら私もやりたいです。