・あれから一年（2007.01.18 相馬パパ作） いよいよ受験シーズン到来ですね。一年前の今頃、相馬ファミリーは、ケイトの中学受験で、てんてこまいでした。中学受験は、「親子で一緒に乗り越える、最初で最後の大きな壁」とよく言われます。クライマーはケイト、コーチは私、マネージャーは相馬ママ。直前の４０日間だけは、三人とも全力を尽くしました。あれから一年経っても、その時の様子を鮮明に覚えています。 結局、第一志望校はダメで、第二志望校に進学。「受かったところが適正校」と言われるように、今通っている中学には親子共々満足しています。ケイトは、学校に行くのが本当に楽しいようで、始業時間の１時間前には登校。土日もバスケットボール部で頑張っています。相馬ママは、毎朝早起きをして、二人分の弁当を作っています。 現在、親子が一緒にいる時間（インラインや勉強時間など）が随分と減りました。「親子で一緒に乗り越える壁」も、もう現れないかも知れません。それでも、親子の関係が、今後も続いていくことは変わりません。受験生とそのご家族に、素敵な詩をご紹介します。体に気を付けて、頑張って下さい。 ---------------------------------------------- 「朝のいのり」山本沖子 紺色の制服を着て、カバンをさげ、 中学校へ行こうとする娘に、私はかたりかける。 いってらっしゃい、気をつけてね。 赤ちゃんだったあなたを抱いて、ママは待っていますよ。 今朝は雪が降っているから、赤ちゃんを暖かくくるんで、 窓から雪を見せてあげましょう。 赤ちゃんは風をひきませんよ。 だから、あなたもケガをしないでね。 ママはあなたを、だいじに抱っこして、待っていますよ。 ほら、赤ちゃんのあなたが、 今日のあなたに、パイパイをしていますよ。 いってらっしゃい、気をつけてね。