・白文鳥のピッチくん、その2(2002.02.23 相馬ママ作)

○フクロウを見てきました

うちのパパとケイトは、すっかりフクロウにとりつかれてしまいました。そこで、日曜の雨の日(お天気だったらいつもインラインスケートをしています)東中野にあるフクロウ専門店に行きました。そこには数種類のフクロウ、ミミズク、タカが売られていました。

特にかわいかったのが、ちょうどごはんの時間で外に出ていたオオコノハズクのもんちゃんでした。そのかわいらしさはなんと表現したらいいのか、ファービー人形をかわいくした感じ、映画グレムリンの耳をとったような感じ、明日菜ちゃん(インライン友だちのお子さん1歳児)にも似ているような‥‥。もんちゃんはまるい体に真っ黒なまるいつぶらな瞳で時々ウインクしたりして「ミ〜」と鳴きます。一見猫にも見えるし、不思議な生き物です。

パパとケイトだけではなく、私までも心を奪われそうになり、おもわず買いたいと思ってしまいましたが、思いとどまらせた大きな理由が2つあります。

その1、もんちゃんの餌はなんとハツカネズミやひよこだったのです。餌はそのままの形で冷凍して売っているのですが、つまりピッチくんはもんちゃんの餌になりかねないという事です。

その2、もんちゃんは自分のことをミミズクだと思っていません。これは,ピッチくんと同様生まれたときから人間が育ててきたわけですが、栄養の配分やしつけまでブリーダーが人間の赤ちゃんを育てるように、しっかりしたポリシーをもって育ててきたのです。ということで、ピッチくんと大きく違うのはその値段です。ピッチくんは2000円だったのに、もんちゃんは28万円。つまり、もんちゃんはピッチくんの140羽分のお値段ということです。

しかたなくフクロウの本を1冊だけ買って、未練をのこしながらお店をあとにしました。もんちゃんはすでに買主が決まっているようですが、またフクロウさんたちに会いにいきたいです。

○ピッチくんのしっぽがはえてきました

私の不注意でしっぽのなくなってしまったピッチくん。一生このままだったらかわいそうと思っていましたが、はえてきました、かわいいしっぽが。
3日目ぐらいにちょこっとおしりからかおをだしてきた羽が2週間後には元の長さの、りっぱなしっぽになりました。よかった。よかった。