・白文鳥のピッチくん(2002.02.01 相馬ママ作)

○野鳥観察

我家に白文鳥のピッチくんが来てから1年がたちました。
ピッチくんのおかげでケイトは鳥にとっても興味をもつようになりました。家族で毎週土日、光が丘にインラインスケートをしに行きます。光が丘公園には野鳥観察園やカモのたくさんいる池などがあります。ケイトの一番のお気に入りは、インラインでよく行く外周コースにある野鳥観察拠点です。そこは土日となれば大きな望遠レンズの付いたカメラが並べられ、酒盛りをしながら野鳥を観察しているおじさんたちのたまり場になっています。あちらこちらの木に巣箱がかけられていて、そこにシジュウカラなどが飛んで来ます。その横の掲示板には公園にいる野鳥の写真が紹介されていて、そこを通るたびケイトは嬉しそうに写真に見入っています。紹介されている野鳥にはタカやフクロウまでいて、一度見てみたいと思っていました。

○フクロウを飼いたい

それで先日池袋のサンシャインでおこなわれた「いきたフクロウ展」に行ってきました。
なんとそこには大小のフクロウ、ミミズクがいっぱいいました。今話題のハリーポッターのペットであるシロフクロウもいました。フクロウに実際さわれてケイトは大喜び。とうとう閉館の時間までいました。おまけに「ママ、フクロウ飼いたいね」と言い出し、西武と東武のペットショップに見に行きました。当然フクロウは売ってませんでしたが‥‥。仕事から帰った主人にすぐさま報告。「パパ、フクロウ飼いたいね」と言うではないですか。するとパパ「フクロウ?いいね飼いたいね。パパもフクロウ見に行きたかったな」その後の父と子の会話は、フクロウってどこに売っているのかな?餌はなにかな?まさか本気で考えているんじゃないですよね。

○ピッチくんはピッチちゃん?

フクロウ人気におされぎみのピッチくんですが、どうやらピッチくんはピッチくんではなくピッチちゃんのようなのです。カモとかはオスはグレー、メスは茶色とひと目で見分けがつくのですが、文鳥はくちばし等の微妙な形で見分けなければいけないので、なかなか難しいのです。でもピッチくんは大人になってきて、顔つきがなんだかメスらしくなってきたのです。

○ひよこまんじゅう

掃除をしている時、私は事件をおこしてしまいました。ピッチに気付かず、ピッチの尾っぽを踏んでしまったのです。ビックリしたピッチは飛んで逃げようとしたので、ピッチの尾っぽはすべて抜けてしまいました。「ぎゃーピッチの尾っぽが。ごめん。大丈夫。かわいそう。どうしよう」と、うろたえ大騒ぎする私の横で尾っぽのなくなったピッチは平然としていました。「ピッチくんのしっぽはエビみたい」とケイトに言われていた尾っぽがなくなり、ピッチはなんだか「ひよこまんじゅう」のようになってしまいました。