今年も「練馬区民体育大会・ローラースケート競技大会」の応援に行ってきました。以下、私の主観的な感想を書きます。毎度同じような記述に関してはご了承下さい。
パイロンズがこの大会に出場するのは、今回で１４回目（フェスティバルと同じ）です。練馬区民体育大会は、なんと６７回目！区のローラースケート連盟が出来て、４７年とのこと。よくもこんな長い間、続けてきたものです。パイロンズは、まだ若僧ですね（笑）
大会の概要は、以下のとおりです。※練馬区報から抜粋
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■日時／１１月２３日（祝）午前１０時から
■場所／練馬総合体育館（ローラースケート場／1周100mリンク）
http://www.city.nerima.tokyo.jp/shisetsu/koen/taiku/sogo.html
■内容／スピード競技（男女別）
〇小学生未満の部（男女とも100ｍ）
〇小学１・２年生の部（男子200ｍ・女子100ｍ）
〇小学３・４年生の部（男女とも200ｍ）
〇小学５・６年生の部（男子300ｍ・女子200ｍ）
〇中学生の部（男子300ｍ・女子200ｍ）
〇高校・一般の部（男子500ｍ・女子200ｍ）
■費用／300円（保険料など）
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スピード部門は、１周100ｍのリンクを、各クラス規定の周回数で競います。本大会は、滑走距離が短く、クラス分けが細かいので、スピード競技の入門として、打って付けの大会。参加費300円で、立派な表彰状とメダルが貰えます。価格納得感では、光が丘フェスティバルと双璧です（？）「当日申込可、練馬区外の人も出場ＯＫ」というのは、最早隠す必要もありませんね（笑）
今回の出場者も、地元のフィギュアの女の子、ローラーホッケーの男の子、パイロンズのメンバーが中心。これで全体の９割を占めます。ここ十年、完全に内輪の大会になっていますが、出場者が減少するよりはマシです。
パイロンズからの出場者＆応援団は、味方さん、アイリちゃん＆ショウマ君＆パパ＆ママ、モナミちゃん＆パパ＆ママ、ハルちゃん＆テル君＆ワタル君＆パパ＆ママ、ミハナちゃん＆ママ、私＆相馬ママ、そして今回は応援に徹したトレノさん。また、「この掲示板を見て来た」という、やしおのワタナベファミリーや、ローラーダンスのコクボさんたちも出場。以下、印象に残ったシーンを紹介します。
「幼児の部・男子」のショウマ君は、なんとゴール手前でTストップをして減速。覚えたての技を披露したかったのでしょう、それくらい余裕で優勝。今後７年間（？）は無敵かな。ワタル君は、スタート直後、隣の人と接触〜転倒しましたが、そのあと頑張って一人抜かして銀メダルを獲得！
「小学１〜２年生の部・女子」のモナミちゃんは、スタートの構えはデュアルレースと同様、最早貫録さえありました。危なげない滑りで楽々優勝。こちらも小学６年生まで敵なしでしょうか？
「小学１〜２年生の部・男子」には、テル君が出場。第１コーナーを出た所で勢い余って転倒。残りの１周半で、先を行く二人を少しずつ追い上げましたが、あと少し及びませんでした。それでも第３位、よく頑張りました！
「小学３〜４年生の部・女子」は毎度の激戦区。アイリちゃんは、くじ引きで６コース（一番アウト）のスタート。第１コーナーでは３位になってしまいましたが、途中で２人を抜き去り、トップでゴール。よほど嬉しかったらしく直後にバンザイ！念願の初優勝。
「小学５〜６年生の部・女子」は、ハルちゃん、ミハナちゃん、やしおのマユちゃんが出場。ミハナちゃんは、スタートから飛び出しグングン加速、そのままトップでゴール。ハルちゃんは、スタートで出遅れた僅かの差を縮めることが出来ずに４位。でも頑張った！マユちゃんは初参加ながら銅メダルを獲得。２周以内なら「先行逃げ切り」が基本です。
「高校一般の部・女子」には、やしおのワタナベママが一人参加。終始安定したきれいなフォームで滑っていました。ギャラリーから「抜かされずぞー」とお約束の声援がありましたが、最後まで先頭を譲らず（？）見事優勝。次回は、光が丘のママも参加しましょうね！
「高校一般の部・男子」では、前回の覇者トレノさんが不参加、今回は応援に徹していました。代わりに味方さんが満を持して（？）の初出場。コクボさん、ワタナベさんも初参加。ローラーホッケーの人とコクボさんが抜け出し、アイリパパと味方さんが追い掛ける展開に。ショウマ君は、「パパ！走れ」と声援を送り続けていましたが、ラスト半周でパパが味方さんに抜かされ、ショウマ君は悔しくて地面を蹴っていました。味方さんは、監督の意地を発揮して（？）見事銅メダル。
スピード競技終了後は、フィギュアの部。アイススケートのそれのように、ジャンプ＆スピン＆ステップ。可愛くて、カッコよかったです。スラロームの人たちにも是非見てもらいたいですね。何かのヒントになると思いますよ。なお、３人の審査員の評点（技術点＋芸術点、それぞれ10点満点、0.1点刻み）を見ていたら、素人ながらも納得してしまいました。興味のある人は下記をご覧下さい。
http://www.rollersports.org/RollerSports/artistic/regulations.html
続いて、ローラーホッケーのエキシビションは、地元の光が丘ローラーズ×東京ドームのホッケーチーム。各チーム８人ずつ（普通は５人）の対戦であったため、時折団子状態に。でも、それぞれのチームに上手な子が数名いたので、俄然面白くなりました。見事なシュートが度々決まり、大きな拍手。５対５の引き分けで終了。ケイト、マツキヨ、大和君、＋αでパイロンズのホッケーチームを作れば、結構強いチームになるかもね（？）
表彰式では、大会委員長から入賞者一人ずつに立派なメダルと表彰状が手渡されました。その都度トレノさんが一番大きな拍手をしていました。メダルをもらった子どもたちは、本当に嬉しそう。頑張った結果が形になる喜びを、実感することが出来たようです。このメダルは、子どもたちが大人になった時、思い出の品になることでしょう。また、メダルを貰えなかった子どもたちも、「悔しい気持ち」と「頑張った満足感」という複雑な感情が、自らの精神的成長を促したことでしょう。
出場者が３名以下のクラスは、スタートラインに立った時点で、全員が入賞確定。でも、「スタートラインに立つこと自体が表彰に値する」と、私は考えます。初めてスピードレースに出場するには、少なからずの勇気と度胸が必要でしょう。それに対しての「敢闘賞」という意味がありますし、大会存続のために貢献した「功労賞」という側面もあります。
総じて言えば、今回もほのぼのとした雰囲気の楽しい大会でした。運営スタッフは、「子ども目線」で説明をし、注意を促し、最後に称えます。スタッフのみなさんは、この道ウン十年のベテランばかり。余裕の現われなのかも知れません。また、無理に背伸びをせず、必要最小限の規模と予算で、業務を粛々と行っているように見えます。だからこそ、長い間こうして続けてこれたのでしょう。最後にローラースケート場の一番奥で記念撮影。真南を向いていたので、太陽が眩しかったです。
なお、「体育館の建て替え」の件、詳細がわかりました。屋上に屋根付きのローラースケート場が出来る予定（トレノさん情報）だったのに、延期は残念ですね。その時を待ちましょう。
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＜庁舎や体育館、建設費高騰 五輪後に建て替え延期 千葉や東京の自治体＞
東京都練馬区も区立総合体育館の建て替え時期を見直す。「東京五輪前と工事の時期が重なるのを避ける」（区のスポーツ振興課）ため、20年度以降の着手を検討している。当初は14年度に設計・施工を一括発注する業者を決める計画だったが、予算への関連経費の計上を見送った。計画では建て替え費用を100億円程度と見込んでいた。
http://www.lg-ppp.jp/?p=7516
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今回もパイロンズのメンバーは、練馬区大会で大活躍。滑って転んで、笑って泣いて？‥‥みなさん本当によく頑張りました！そして、見学者のひとりとしても実に楽しかったです！フェスティバルと同様、いい意味で「緩い（寛容な）大会」だからこそ、これだけ楽しめるのだと思います。いつまでも続けて欲しいですね。そのためにも来年はもっと多くの人に参加してもらいたいです。そう、この文章を読んでいる、あなたもですよ（笑）
おしまい。
◆パイロンズ出場者の成績
〇幼児の部・男子100ｍ
ショウマ：22秒49＝１位
ワタル：34秒63＝２位
〇小学１〜２年生の部・女子100ｍ
モナミ：20秒51＝１位
〇小学１〜２年生の部・男子200ｍ
テル：42秒28＝３位
〇小学３〜４年生の部・女子200ｍ
アイリ：36秒75＝１位
〇小学５〜６年生の部・女子200ｍ
ミハナ：34秒02＝１位
ハル：37秒47＝４位
〇高校一般の部・男子500ｍ
アッジー：1分35秒67＝３位
アイリパパ：1分38秒24＝４位
○スピードの 緩い大会 楽しかり